こんにちは!整備を担当しております、澤村です。
今年もあと僅かになりました。
さて、今回は先日入荷した、日野 デュトロ 積載車の点検・修理を行いましたのでご紹介します。
こちらの車両ですが、引き上げた際にほとんどブレーキが効かないで奥まで踏み切ってやっと制動力が出てくるような状態でした。
リアブレーキキャリパーからの液漏れが見られましたのでブレーキを分解してみることに。
このタイプのブレーキあるあるですね。
パッドの残量が減ってきた際にブレーキパッドが落ちてしまう現象です。運転席側はブレーキパッドが落ちてしまって付いておらず、ピストンを削りながら制動力を出している状態でした。
ここまで来ては到底使い物にならないので、キャリパー・ローター・ブレーキパッドを交換します。
ハブごと取り外し、ローター、ディスクパッドは新品に、キャリパーは中古の物に交換しました。
こうして新品と比較してみると、キャリパーで削っていた為、外側がかなり薄くなっているのが分かります。
最後に前後4箇所のキャリパーオーバーホールを行い、組み付け、エア抜きを行いました。
ブレーキは命に関わらる重要部品なので点検はこまめに行いましょう!
当店では、定期点検やトラックの整備・修理も行っておりますので、お困りの際は是非お越しくださいませ!!