先日のエルフローダーに続き、2台目のローダーアオリ加工を行っています。
こちらは極東開発製のフルフラットローダー(JN02-45)モデルのタイプです。
先日のエルフローダーは大変嬉しい事に掲載後直ぐに売約となりました。
そこでまた再度、2台目の製作を行っている最中です。
ちなみにエルフローダーはタダノ製(SS38)モデルになります。
こちらもフルフラットタイプですが、写真をご覧ください。
SS38モデルは後方リアゲート部分から一直線の傾斜を緩やかに残し、フラットになっています。
この場合、ローダウン車でもリアゲートをクリアしてしまえば、載せ降ろしは楽々です。
それに比べ、極東製のフルフラットは少し分かり難いですが、
フラットにし過ぎた分、リアゲートから1m弱手前から傾斜になっているのが分かります。
極東開発のタイプだと車高の低い車だと亀さん状態、腹下を擦る可能性があります。
載り降ろしで腹下を気にしなくてはいけないと言って、車高の低い車を回送されるお客様の中には意外と載せにくいというお声を聞きます。
最近の積載車メーカーの花見台のローダウンタイプも僅かに傾斜を残しており、タダノの作りに似てきています。
また荷台の巻き上げにもウインチ式が極東に対し、ホイストシリンダーを返してチェーンで引き上げている作りなので全く違います。
大型キャリアカーの荷台昇降はチェーンではなく、シリンダーを返してワイヤーになっています。
トラックの上物にはいろんなメーカーの考えがあり、よく見るととても面白いですよね。