オーテックプラス

LINE
0297445511

H23年式 ホンダCR-Z DAA-ZF1 リヤキャリパーシール交換完了

H23年式 ホンダCR-Z DAA-ZF1 リヤキャリパーシール交換完了

こんにちは。オーテックプラスです。

キャリパーを分解して内部を確認

続いて、リヤブレーキキャリパーを車両から取り外し、分解作業を進めていきます。

外から見た状態では大きな異常が分かりにくいブレーキキャリパーですが、分解してみると内部には汚れやサビ、古くなったグリス、ブレーキダストが溜まっていました。

特にピストンまわりは、ブレーキフルードの圧力を受けて動く重要な部分です。
この部分にサビや汚れが溜まると、ピストンの動きが悪くなり、ブレーキの引きずりや戻り不良につながります。

今回もキャリパー内部を確認しながら、状態を見極めて作業を進めていきます。

 

ピストンにもサビと汚れが見られました

取り外したキャリパーピストンです。

ピストン表面には、年数相応のサビや汚れが確認できました。
リヤキャリパーはブレーキ作動だけでなく、サイドブレーキ機構も関係しているため、内部構造が少し複雑です。

ピストンの状態が悪いまま再使用してしまうと、新しいシールを組み付けても動きが悪くなったり、フルード漏れの原因になることがあります。

そのため、ピストン表面の状態、シールが当たる部分、内部のサビの有無を確認しながら清掃していきます。

 

キャリパー内部を清掃

キャリパー本体の内部も、しっかり清掃していきます。

写真のように、ピストンが入る部分には汚れやサビが蓄積していました。
この部分に古い汚れが残ったまま組み付けてしまうと、新品シールの密着性が悪くなったり、ピストンの動きがスムーズに出ない可能性があります。

キャリパーシール交換では、単にゴム部品を交換するだけではなく、
分解・点検・清掃・給油・組付け
までを丁寧に行うことが大切です。

ブレーキまわりは安全に直結する部分なので、細かい部分まで確認しながら作業を進めます。

ピストンを組み付けて作動確認

シール交換後、ピストンをキャリパー本体へ組み付けます。

リヤキャリパーはサイドブレーキ機構があるため、ピストンの戻し方や組み付け位置にも注意が必要です。
無理に押し込んだり、斜めに入れてしまうと、シールを傷めたり、ピストンの動きが悪くなる可能性があります。

組み付け後は、ピストンの動きやブーツの収まり、各部の状態を確認します。

キャリパー本体を清掃しながら組み上げ、ブレーキパッドが正しく動く状態にしていきます。

キャリパーシール交換完了

キャリパーシール交換が完了しました。

取り外した状態では、内部に汚れやサビが目立っていましたが、分解清掃とシール交換を行うことで、ブレーキキャリパー本来の動きに近づけることができます。

ブレーキキャリパーの不具合は、急に大きな症状として出るというよりも、少しずつ進行することが多いです。

例えば、

最近ブレーキの戻りが悪い気がする
走行後に片側のホイールだけ熱い
ブレーキパッドの減り方が左右で違う
燃費が悪くなった
サイドブレーキの効きが悪い
ブレーキまわりから焦げたようなにおいがする

このような症状がある場合は、キャリパーの固着や引きずりが起きている可能性があります。

車両へ取り付け後、エア抜き・漏れ確認

キャリパーを組み上げた後は、車両へ取り付けます。

取り付け後はブレーキフルードのエア抜きを行い、ブレーキペダルの踏みしろ、フルード漏れ、キャリパーの作動状態を確認します。

ブレーキフルードラインにエアが混入していると、ブレーキペダルが奥まで入ってしまったり、制動力が不安定になるため、エア抜き作業はとても重要です。

最後に各部の締め付け、ブレーキホースの取り回し、フルード漏れがないかを確認し、作業完了となります。

リヤショックアブソーバーも交換済み

同時に作業していたリヤショックアブソーバー左右交換も完了しています。

新品のショックアブソーバーへ交換することで、走行中の揺れの収まりや、段差を越えた時の安定感の改善が期待できます。

年数が経過した車両では、ショックのオイル抜けや減衰力低下が起きていても、普段乗っていると少しずつ劣化していくため気づきにくいことがあります。

ブレーキまわりと足回りを同時に整備することで、安全面と乗り心地の両方をリフレッシュできます。

作業完了後の確認

今回の作業では、

リヤブレーキキャリパー分解
ピストン取り外し
キャリパー内部清掃
ピストン清掃・状態確認
キャリパーシール交換
ダストブーツ組付け
キャリパー組み上げ
ブレーキフルードエア抜き
フルード漏れ確認
リヤショックアブソーバー左右交換
試運転・ブレーキ作動確認

まで実施しました。

作業後はブレーキの効き、引きずりの有無、ペダルタッチ、異音の有無を確認し、問題がないことを確認して完了です。

 

今回は、H23年式 ホンダ CR-Zの
リヤブレーキキャリパーシール交換作業完了
リヤショックアブソーバー左右交換完了
のご紹介でした。

キャリパーシールは普段見えない部品ですが、ブレーキの安全性を保つうえでとても重要な部品です。
劣化やサビ、汚れが進むと、ブレーキの引きずりやフルード漏れにつながることがあります。

また、ショックアブソーバーも走行安定性や乗り心地に関わる重要な部品です。
年式が経過したお車は、ブレーキまわりと足回りを定期的に点検することで、安心して長く乗ることができます。

オーテックプラスでは、CR-Zをはじめ、国産車のブレーキ修理、キャリパーオーバーホール、足回り修理、ショックアブソーバー交換、車検整備まで対応しております。

ブレーキの違和感、足回りの異音、乗り心地の悪化などが気になる方は、お気軽にご相談ください。